スマミー
インスタグラマー
社会人として広報の仕事をする傍ら、副業としてInstagramの運用を始めました。しかし、その活動が会社に知られ、二択を迫られることに。「広報としてインスタグラムの運用を行っていたので『なんとかなるだろう』」そう思い、私は独立を決意しました。
新潟の魅力を発信したいという思いから、趣味で始めたInstagramの運用。2023年10月にスタートすると、わずか半年でフォロワーは1万人に。さらに半年後には2万人に到達しました。地域のグルメ情報やラーメン店の紹介、地域企業の取り組みなど、幅広いジャンルを発信し、手応えを感じるようになりました。「これをビジネスにできるのでは?」私は真剣に考えるようになりました。
しかし、独立後の生活は想像以上に厳しいものでした。前職のつながりを頼り、県庁や環境協会に足を運ぶも、2ヶ月間全く成果が出ない日々。「反鬱状態のような日々」を過ごし、収入は前職の3分の1にまで落ち込みました。それでも私は諦めませんでした。月に1,000件ものメールを送り、1日15件ずつコツコツと営業を続けました。
地道な努力が実を結び、単発の運用代行案件を獲得。タイアップ投稿の提案を重ねることで、徐々に仕事が増えていきました。そして、初期の頃に撮影したラーメン店の投稿が大きな成功を収め、Instagram運用をビジネスとして確立する道が開けました。
実は、私はもともとバリスタの経験があり、「いつか新潟で自分のカフェを持ちたい」という夢も持っています。しかし、それ以上に私を熱くするのは、地域のために働くことなんです。「最終的な目標は、政府広報官や県庁での仕事に携わり、地域や人々の暮らしを支えること」。Instagramがなくなったとしても、私の武器は「広報」という仕事そのものだと気づきました。どんな形であれ、地域の魅力を伝え、人々に価値を届ける仕事を続けていきたいと思っています。
Akiha-ku: A Town Where You Encounter Treasures
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